新年明けましておめでとうございます。
組合員の皆様方におかれましては健やかな新春をお迎えの事と思います。
昨年度は一年中新型コロナウイルスの猛威により、私たちの日常が一変した2020年でした。
年頭の地区総会、代議委員会も相次いで中止となり、組合事業がほとんどが実施することが出来ず新型コロナウイルス対策に追われた一年となりました。
高知支部では突然の事で、戸惑いの中でのウイルス対策として全理連の情報と指導を仰ぎながら、県組合の取り組みに全面的に協力すると共に実行した。
はじめはマスクの制作、各種POPの配布、ガイドラインの作成、更に紙マスク、手袋等を配布をして感染対策に努めた。
第一波のおりは営業資金の対策として各種助成金、融資制度の案内に努めた。感染力の非常に強いコロナウイルスは、第一波、第二波と続き少し落ち着いたかなと安心したのも束の間、業界の一番忙しい年末に第三波が来て、特別警戒の中での営業は気配りと気遣いで大変でした。
更なる三密、手洗い、マスク、換気に注意しながらの営業でした。
濃厚接触者にならない為として、お客さんが来店された時の対応として緊急のチラシを各店舗に郵送した。
お客さんに移さないことばかり重点を置いてきましたが、これだけ市中感染が、広まって来ると移らない為の対策、防御をしていかなければなりません。
濃厚接触者になるとPCR検査を受けて陰性でも14日間小規模店舗は休業を余儀なくされます。
そして何も補償がありません。
濃厚接触者にならない対策としてお客様もマスクしてカット、顔剃りを自粛するサロンもあるなど感染力の強いコロナウイルスへの対応と対策をしてより一層ガイドラインに基づいた営業をしました。
コロナ、コロナとストレスが溜まるばかりですが、ここは気力と体力でコロナワクチンの接種始まるまでもう少しですので頑張りましょう。
そしてこれ以上感染者増えないように引き続き感染拡大防止に取り組みましょう。
高知支部では新年度は先の見えないコロナ渦の中での事業に取り組ますが、特に昨年中止となった四国理容競技大会は高知が担当となっており実行されます。
その時は宜しくご協力をお願いします。
事業計画については予定をしてやれる範囲で事業をして行きたいと思います。
昨年度は各事業が中止となり組合員同士のコミュニケーションが取りづらくなっており親睦不足の解消に勤めたいと思います。
そして近々の問題として後継者不足があります。
学校入学生徒が現時点でいません理容科の存続が心配されており、理容師募集と業界のPRに勤めたいと思います。
本年度は丑年です。丑年は「我慢(耐える)」「発展する前触れ(芽がでる）」と言われています。
期待すると共に(猛進)して行きましょう。
そして穏やかな一年になるよう願っています。本年も宜しくお願い致します。
高知県理容生活衛生同業組合
高知支部支部長 田上武男
